実は伝わっていない「好き」の気持ち。~僕らが気づいた1つのこと~
今回のキーワード:好き アート デザイン
翔太:アートとデザインって違うよね!
大輔:えっ、どうしたの急に?
翔太:アートとデザインって意味が違うから、そういう言葉があると思うんだけど何が違うんだろ?
大輔:あーたしかに。ちょっと調べてみるわ。
検索・・・
大輔:なるほどねぇ~
翔太:どうだった?
大輔: アート ってのは 自己表現 であって何かを伝えることを目的にしてないんだってさ。
大輔:で、 デザイン ってのは 情報伝達 が目的なんだって~!へぇ~!
翔太:ほぉーん。
大輔:なるほどねー!いろいろ謎が解けたわ!!!
翔太:それは良かったけど1人で納得してないで教えてよw
大輔:自分はときどき絵を描くんだけどさ、なんでみんなは自分の好きなように描かないのかなって思ってたのよ!
翔太:ほう?
大輔:みんなは、人の目線を気にしてるんだね!
翔太:えぇ!?どゆこと!?
大輔:例えばゴッホとかみたいな人は、そういうんじゃなくて、自分の思うように描いてるわけで。
翔太:そうなの?
大輔:人に見てもらいたい、っていう部分で、「自分自身の表現」がしたいわけじゃなくてさ
翔太:うん
大輔:絵自体が「自分自身の表現」だから、それを感じて欲しい(≠見てほしい)と思ってるってわけだ
翔太:おおお、なるほどぉ!!!!あー!じゃあ似たような話を思いついたんだけどさ!!
大輔:なになに?
翔太:「好きな気持ち自体はアートで、好きを伝えるのはデザイン」って思ったんだけどさ!これも同じかな?
大輔:と言うと?
翔太:例えばさ、「俺は沼倉愛美さん(声優さん)を尊敬している。彼女みたいな人間を目指してる」って話をするとするじゃん。
大輔:うん。なるほどアイマス。
翔太:その時に相手が「じゃあ沼倉愛美さんの好きなところって具体的にどこなの?」って聞いてくるじゃん。
大輔:まあ自然な流れだね。
翔太:俺はそれって浅いと思うんだよね~
大輔:ほう?なんでなんで?
翔太:そこで俺は「彼女は先天的なものを持っていてさらに実力もあるのに謙虚で、でも努力を惜しまず、一見バカにされるような弄られ方でも怒らず返して頭のキレも鋭いところとか」って返すとするじゃん。
翔太:このとき既に、アートからデザインへの変換が起こってるよね
大輔:あーーーー、あ?あとちょっとで理解できそう。もう少し詳しく。
翔太:「沼倉愛美さんが好きだ」「沼倉愛美さんみたいになりたい」というのは漠然とした気持ちじゃん?その中から要素を抽出して相手に伝えてる。
大輔:なるほど!デザインは情報伝達だから。
翔太:そうそう!で!アートは自己表現なの!
大輔:おおー
翔太:逆に言うと、
「じゃあその要素を満たした別の人が居たらその人のことを好きになるのか?」
と言われると答えは明確にNOなわけよ。
大輔:はーーーー!人を好きになるってそういうことだよね~!
翔太:アートは自己表現なんだから、本当はデザインに落とし込めないはずじゃんね?
翔太:だからさっきのその答えってのは本当の答えじゃないと思うんだよ。
嘘を言ってるわけでもないけど、だからといって真実でもない。
大輔:そうだね。
大輔:好きという気持ちを言葉にした瞬間にそれはもう伝えてるから~ってことだよね?
翔太:うん!そう!!!
大輔:たしかに~
翔太:うん、だからそこで1つ気付いたのがさ。
大輔:なに?
翔太:そういう好きなこととか人に対して
「じゃあどこが好きなの?」って質問は浅いんだよなあ~
大輔:わかるわ。その質問の応えでこっちのことをわかった気にならないでほしいよね。
翔太:まさにそれ!
翔太:だから結論としては~、
好きってのは伝えられなくて感じ取るもの。
あと、好きな理由を聞くのは浅い!
大輔:気を付けます。w
翔太:気を付けます。wところでさ、最近どこか行った?
大輔:あ~、こないだ映画行ったよ。
翔太:あ、そうなんだ。大輔が映画観るとか珍しくね?
大輔:友達に誘われてね。君の名は。見てきた!面白かったよ!おすすめ!
翔太:それ、なにが面白かったの?
大輔&翔太:wwwwwwwwwww